やっぱり広島は田舎っぽいイメージを持たれてるのか…(笑)
 
 
相変わらず腹痛っぽいので、大人しく読書。
米原万里の『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』です。

浪人時代にハマっていたけれど最近あんまり見ていなかった
『デイリーポータルZ』と言うサイトを久々に見ていたら、
ある記事の写真に『ガセネッタ&シモネッタ』と言う本が写っていて
可笑しなタイトルだな~と思ってアマゾンで調べていたら、
この本の著者の代表作が『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』とわかり、
あらすじ読んだら面白そうなので買ってみたと言う、
長いわりにすごくどうでもいい理由で購入したんですが、
日本共産党代表の父の仕事の都合で5年間プラハのソビエト学校に通っていた筆者が、
30年後にその学校時代の親友を探しに行くと言う内容で、
大人の政治に振り回された少女たちがテーマのなんだか重い話なんですが、
その辺の知識が皆無の私でも楽しめる読みやすい本でした。

共産主義の親を持つ子供が50ヶ国以上から集まった学校だったらしいですが、
その学校では小学生でも口頭試問や論文があって、
少人数制で先生と生徒の意見のやり取りが盛んな授業だったとか。
日本ではそういう授業が大学から突然始まるんだよなぁ…。
って言うか、
私の学部にはゼミが無いので、私は未だ少人数制授業の経験がありませんw
論文もまともに書いたこと無いしな…。
 
…と、なんだかメイン以外の話に思わず目がいってしまったんですが、
実話を基にしたとは思えないようなドラマチックな話でした。
私の親と大して年齢差が無い日本人で、
こんな人生を送った人がいたと言うことに驚きましたね…。

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