研究室

2010年3月1日 読書
研究室が始まっちゃったよーん。

論文の訳は何とか終わりました。
前日の深夜3時に終了という相変わらずのギリギリっぷりですが。
 
 
本屋さんで気になる本を見つけました。
まだ少し立ち読みしただけですが、
『人間関係が「しんどい!」と思ったら読む本(著)心屋 仁之助』
です。
日々の物事の見方とか、考え方が変わるかもな…と感じました。
自分の不幸を、他人や周囲の環境のせいにばかりしている事に、
気付かされたような気も。

この著者のHPでメルマガのバックナンバーが公開されていたので、
けっこう読みふけってしまいました。
若干、宗教がかっている怖い感じもしましたが(汗)、
なるほど…一理あるかもな、というお話が載っていました。
要は自分の物の見方や考え方次第で変えられるってことを、
改めて感じさせられる内容かな…。
今日は珍しく本のレビューです。
『それでもなお、人を愛しなさい
―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条』

テスト期間中に現実逃避しながら購入した本ですw
著者の考案した『逆説の10カ条』は、口づてで広まり、
あのマザー・テレサも引用して施設の壁に書いていたということで、
一部では有名なものらしいですね。
『逆説の10カ条』はまぁインターネットで検索してもすぐ出てきますが、
1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。

2.何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい。

3.成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。それでもなお、成功しなさい。

4.今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。

5.正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。

6.最大の考えをもった最も大きな男女は、最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。それでもなお、大きな考えを持ちなさい。

7.人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。それでもなお、弱者のために戦いなさい。

8.何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい。

9.人が本当に助けを必要としていても、実際に手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。

10.世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。

…というものです。
良いことや正しいと思うことをやり続けても、周りから称賛されない
といった理不尽なことはよくあるけれど、
“称賛されること”を“意味のあること”とせず、
自分の善行に自分が満足すれば(=自分がその善行に意味があると思えれば)、
たとえ周りに称賛されなくとも、それは“意味があること”になる…って感じの内容。
言われてみれば当たり前だけれど、言われなければ気付かない、
そんな内容に思えました。

一つ気になったのは、
この著者は学生時代から生徒会役員の意見に一人で反対して最終的に
みんなを味方につけて勝利したりとなんだかすごい人で、
周りから十分“すごい人”として認められていたんじゃないかという感じがしましたが、
そんな人でも、自分の努力が認められないとか、理不尽な思いをしているんだな…と。
周りから見て“成功している”ように見える人って言うのは、
実際のところその何倍も理不尽な経験をしているのかな~なんて思いました。

自分の人生は自分で意味のあるものにしないと…ね。
やっぱり広島は田舎っぽいイメージを持たれてるのか…(笑)
 
 
相変わらず腹痛っぽいので、大人しく読書。
米原万里の『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』です。

浪人時代にハマっていたけれど最近あんまり見ていなかった
『デイリーポータルZ』と言うサイトを久々に見ていたら、
ある記事の写真に『ガセネッタ&シモネッタ』と言う本が写っていて
可笑しなタイトルだな~と思ってアマゾンで調べていたら、
この本の著者の代表作が『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』とわかり、
あらすじ読んだら面白そうなので買ってみたと言う、
長いわりにすごくどうでもいい理由で購入したんですが、
日本共産党代表の父の仕事の都合で5年間プラハのソビエト学校に通っていた筆者が、
30年後にその学校時代の親友を探しに行くと言う内容で、
大人の政治に振り回された少女たちがテーマのなんだか重い話なんですが、
その辺の知識が皆無の私でも楽しめる読みやすい本でした。

共産主義の親を持つ子供が50ヶ国以上から集まった学校だったらしいですが、
その学校では小学生でも口頭試問や論文があって、
少人数制で先生と生徒の意見のやり取りが盛んな授業だったとか。
日本ではそういう授業が大学から突然始まるんだよなぁ…。
って言うか、
私の学部にはゼミが無いので、私は未だ少人数制授業の経験がありませんw
論文もまともに書いたこと無いしな…。
 
…と、なんだかメイン以外の話に思わず目がいってしまったんですが、
実話を基にしたとは思えないようなドラマチックな話でした。
私の親と大して年齢差が無い日本人で、
こんな人生を送った人がいたと言うことに驚きましたね…。
最近、私にしては珍しく本なんかを読んでおります。
この間、超久々に漫画を3冊買ったので、それをきっかけに
じゃあ漫画と本を毎月同じ冊数ずつ読もうかな、なんて思って。
とりあえず大学の本屋で全面に置いてあるものを…ってことで
重松 清の『エイジ』を読んでみました。
高校の時に読書感想文のために読んだ『ナイフ』と同じ作者。
読んでいる途中で、かなり前に進研ゼミの赤ペン先生の問題中で一部読んだことがあるのに気づき、なんとなく嬉しくなったり。
主人公の中学生『エイジ』を通じて話が進んでいくのですが、
現代社会を舞台にしていて描写が細かく、本当にあった話なのでは…
と思ってしまうリアルさでした。
評判通り、ちょっとカッコつけたがる微妙な年頃の中学生の心理描写が
とても上手い思います。
ただまぁ主人公は男子なので、自分も男だったらもっと共感できたのかなぁ
って感じはしましたが。
 
 
また現代小説を買おうかと思ったんですが、
高校に入学したら勉強以外にも、有名文学作品あたりを読んでいこうかな〜と
夢のある事を考えていた中3の受験生の頃を思い出し、
とりあえず耳にしたことのあるタイトルからチェックして、『罪と罰』を購入。
さっそく読んでいますが、この話…重いですね。
あらすじから暗い内容は覚悟していたんですが、読んでいて非常に疲れます(汗)
疲れるんだけど、ものすごく惹き付けられて、続きがやたら気になって
読むのを止められない。
本を全く読み慣れていない私が1日で230ページ読めたのは感動。
なんか中毒って言うか読んでいる内に病気になりそうな気分…。
しかもロシアの作品だから登場人物の名前が変わっているし、
同じ人物でも違う呼び方をされていたりしてややこしくて、これまた疲れる(汗)
 
 
高校の時に果たせなかった目標の一つ『読書』をようやく始められた。
本日ついに私は20歳になってしまったわけですが、今までの人生で
あまりにも本を読んでこなかったので、後悔って言うか焦り始めております。
時間のある今のうちに読書の習慣みたいなのをつけておきたいな。
前にも書いたけど、大学入ってからホントに焦りを感じてるよなぁ…私。
浪人した事が、やっぱり響いてるのかな。
初めての本レビュー
『ウンココロ ~しあわせウンコ生活のススメ』です。
通になるなら、便通がいい。
このキャッチフレーズに惹かれました。
一見、ただの下品なウンコネタの本にしか
見えないかもしれませんが、
生き物と生き物の間を循環するウンコサイクルが
失われて、現代はウンコがゴミになっている、とか
なかなか考えさせられる内容だったりします。
面白いイラストがたくさん入っていて分かりやすいですが、
そんなにリアルなイラストは出てこないので安心です(何
健康で幸せな生活を送るためにも、まずウンコを見直すことが大切らしいです。
ウンコ別に生活アドバイスもあり、自分のウンコ(=生活)を見直すことが出来ます。
“ウンコのうんちく”とか“ウンコカラーチャート”なんかもあって笑えました。

問題はこの本を買う時にあったんですがね。
ネットで買えば簡単だったんですが、
河合塾でもらったまま長らく放置していた図書券を使いたかったので
本屋さんで買う事にしたんですが、なかなか見つからなくて、
かと言って店員さんに「ウンココロありますか?」って聞くのもちょっとアレだし、
見つけたのはいいけどレジに出すのも勇気がいるしで結構苦労しました(何
まぁこの本曰く、
“ウンコの存在を許さない社会が日本人をダメにした”
そうなので、この本を買う事を恥ずかしいと思う時点でダメですね(何
母には「もっと哲学書とか高度な本読んだら・・・?」とあきれられてしまいましたが、
難しい話を簡単に書いてある、良い本だと思います!

無駄に長い日記

2004年7月24日 読書
今読書感想文用の本を読んでます。
感想書きやすくて薄めですぐ読めて・・・な本を探してたりするんですが(死
とりあえず『ナイフ』を買って読んでみました。
長い話かと思いきや短編集でした。
いきなり中学生のイジメの話でちょっとびっくり。
イジメの描写が細かいし自分のいじめられた頃を思い出すしで
読みながら目が潤みました(ホントに
私が言うのもなんか・・・エラソーですが
思春期の子供の気持ちをよく表してるなぁ・・・・って感じです。
それにしてもここまでひどいいじめが実際にあるのかなぁ。
でも細かく書いてあるからきっと実話をもとにしたんだろうね・・・。
私はここまでひどくなかったからマシだったのかな?
・・・とかなんとか言いつつ実はまだ最初の2編しか読んでないんですが
どれもイジメられる子供を持つ家族がテーマみたいで
この先も泣きながら読むことになりそう(^^;)

-----------------------------------------------------------

・・・いきなり話変わるけど
やっぱり毎日英語の長文2題なんて無理だったようです・・・。
でも1日1題だとあまりに余裕が無さ過ぎ!!
うわーーーー夏休みが終わっていくーーーーーー(早ッ

・・・・・・・とか言って不安になりすぎてるのかと思いきや
明日は午後から友達と遊びに行きます。
中学校の時からの友達と再会するんですよ。
未だにメール続いてるのはこの人だけだったり。
なぜなら私がメール返すのをサボるから・・・・(最悪
みんなすぐ返事くれるんだけどそーなるとキリが無くなって永遠に・・・
って感じになるから私が勝手ながら終わらせてしまうんです。
やっぱりみんな自分が返事出さないままで終わるのは気がかりみたいだし。
でも気を使って私が返事を書かないにもかかわらず
時々手紙くれたりする人もいてかなり恐縮。
いや・・・恐縮してるヒマあったら返事書けって感じですが(汗

たまに会えなくなった友達に久々に会いたいなぁ〜〜とか
思ったりするんです。
よく幼なじみの友達〜とか言う話を聞くけど私には全くもって縁の無い話で。
まぁ人間関係はあんまり深くしない方がいいみたいだから転勤族も悪くないかな。
実際、友達って最初は仲いいけどだんだん競争心が表れて
仲が悪くなるような気が・・・・(苦笑

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索